2010年6月12日土曜日

ツールド宮古島レースレポート




ツールド宮古島2010

結果:男子100マイル総合4位

機材:フレームGDRメトロスピード53
ウエア:wave-one
メット:OGK モストロ
ホイール:ZIPP404(C)
タイヤ:コンチネンタル (F)スーパーソニック20C(R)GP4000S

今回は昨年参加していたこともありかなり悔しい思いをしていたのでどうしても結果を出したいと入念に準備をして挑んだレースです。
初めてレースでカーボンディープホイールも投入するつもりだったし。(投入できなかった。)
コースは宮古島を1.5周するもので海岸沿いを回ります。ポイントは二回あるインギャーの長い登り。ここはアタックポイント。残り20kmからのアップダウンもポイント。
このレースのために千葉の房総で三月から毎週末ロング練習をしてきました。長柄塾の皆さんや同じく参加されている内房レーシングの皆さんにも感謝の気持ちを結果で出したい、かなり意気込みのあるレースです。

土曜日に現地入り。朝早めの飛行機で昼過ぎに現地入り。ランチしてホテルで自転車を整備して、、サイクリングして、、、かなり遅い時間の夕ご飯。なぜかその日寝たのは12時前だった。トラブル続出。僕のホイールはどこ行った??

日曜日。朝からトラブル続出。とにもかくにも昨晩全然食事が出来ていない、朝も寝不足で食欲無し。菓子パン一つのみしか食べていない。まずい。これはまずい。でもホテルのラウンジでベイの方にバナナ3本もらいなんとかエナジー補給。

いろいろな思いや複雑な気持ち、心配な気持ちなどいろいろもやもやしながらスタートだけどそこからは集中しました。
主要なメンバーは割り出していたのでその人たちをマークして今日はとにかく忍者作戦。アタックポイント以外は潜るという忍者作戦。残り80kmでアタックしてそこからは展開に任すもの。とにかくスプリントまでは脚を残す。
スタートから80km地点までは本当にサイクリングペース。全然展開もなし。ときどきアタックらしいものはかかるけど全く動きにはならない。だんだんと集団の人数が減っていくというレースでもない展開なしのサイクリング。80kmのインギャーの登りで僕がアタックして昨年の1位と2位が乗ってくれたのである程度の人数になるまで、10人ぐらいになるまで高速ロ―テ。メイン集団と2分差がつくまでは早めに走る。そこからはずーっとロ―テして残り20kmまで。その間はアタックはなし。みんなの実力が均衡しているのか誰も動くことはしない。残り20km。ここからは地足の差でかなりロ―テも機能しなくなる。牽制も入り始めたかな。残り5kmからは完全に牽制。ここで5人。昨年優勝者と2位3位の人。僕。今年優勝した人。ゴールまでは牽制しあいで流れ込み、僕は先行出来る脚は無いので番手から追い込んだけど捲れなかった。
4位ゴール。がっかりです。

勝つために:残り20kmから単独逃げが出来る脚を作って来年は宮古島に挑みたい。メンバー次第だけどここはその逃げが間違いなく決められる。

勝つために:睡眠と食事はしっかり取りたい。

勝つために:アスリートソルトを買っておく。

勝つために:今年はパワージェル4個、パワーバー1個、ウイダ―1個の補給。これで十分。インナーは着用せず。とにかく熱いので電解質のバランスには最善の注意をすること。補給地点では水のボトルしかない。

勝つために:展開はないレースなので残り80kmまでは集団に潜ること。ギアは12-25で十分。

:ホイール:
今回ホイールを用意して挑んだ。シマノC50カーボンディープホイール。タイヤはもちろんコンチネンタルのコンペティション。ホイールに何かあってはまずいと思い瀬尾さんに宅急便で送ってもらったら遅延とのこと!これはまいった。軽量ディープホイールのチューブラーをレースで使いたかった。次は使うとしたら沖縄。
待ってろ沖縄、行くぜ沖縄、勝つぜ沖縄!!!

:タイヤ:
前輪がスーパーソニック20Cというのは良い選択でした。沖縄の道路は路面が硬く滑らかなので細い軽量タイヤのほうが良いだろうとチョイス。後輪は乗りごこち有線でGP4000S20C。前後輪で今回は最適なチョイスが出来たと思います。

:フレーム:
長距離のレースでは初めての実戦でした。日本人が日本人のために作られた最適設計のフレームなので快適。フレームが硬くないので僕のような非力なライダーでも全然いなせる。全部の登りでアウターにかけたままダンシングで登り切れたのは僕だけだった。体重移動とフレームのしなりを使い登りでまるで歩くような感覚で心拍もあげずに登りをパスすることが出来る。感覚としてはスキーのクロカン見たいな感じです。すいーっと上がっていく感じ。平地も下りもスキーのように(特に下りは)走れます。すいーっと進む。フレームの設計と精度が非常に出ていること、最適な剛性が僕にあっています。
あらためて良いものは良いと実感。



:手記:
ここのレースは毎年参加したいです。心休まる場所が宮古島。皆さんと参加していろいろなこともありましたが強烈な思い出になりました。ありがとうございました。

0 件のコメント:

コメントを投稿