2012年10月29日月曜日

実業団輪島大会レースレポート

今回、実業団輪島大会に参加するにあたり、AQULS内房レーシングの皆さんに同行し、無事にレースを走ることが出来ました。


ありがとうございました。


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実業団輪島大会E2カテ、8位


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優勝しか頭に無くて走ったこのレースでしたが、結果は8位。
勝てるレースで勝ちきれなかったレースだった。


最後の集団スプリントを獲りに行く気が全く起きずスプリントせず見送りゴール。
少なくとも昇級懸かっているんだから獲りに行かないと、なのですが。


「安全にレースを終える」が頭をよぎり、踏む気にはなれなかった。
大人になったんでしょうか。それとも弱気になったのでしょうか。

最後の登りで振り切れなかった僕の弱さがこの結果に繋がったので次をがんばります。


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レース前に地図や動画を見てコースを研究。
また試走でも4周走ってコースの勾配と下りの風向き、最高速度を確認。

コースレイアウトは2回の登りがあり、一度目は2.5kmほどで8分ほど。勾配きつめ。
ピークを過ぎるとスピードが出ないテクニカルなくだり。ヘアピン後のS字経過後からはとにかく踏む下り。
そして2回目の登りは1km弱で1回目より緩やかでアタックを決めやすい印象。

その後の長い下り2km弱が曲者で単独だと55~60kmがせいぜい。
集団だと65kmは行くかなという印象で下りが長い分風向き次第では単独不利。

またゴール前はやや登り勾配でタイミング命な印象強し。


:作戦としては3周回あるので1周回目でまず集団の人数を半分にする。

2周回目は様子見。

3週回目の1回目で抜け出す、もしくは2回目のピークまでに単騎抜け出しで20秒差で下りに入れるようにする。

20秒あれば下りで10秒ロストでもゴールまでの平坦で余裕を持てると判断して。

集団スプリントは無いと判断し、とにかくばらつかせて自分の得意パターンに持ち込んで勝つ、と作戦を練った。


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UP

当日は朝から雨。
気温は15度、風は南南西で強め、雨は5mmほど。
ウエアはインナーにクラフトの長袖とレッグウオーマー。

アロマオイル(HOT)を十分に首筋とお腹と背中と腕と脚に塗りこんで。
オイルのお陰で一切レース中寒さは感じなかったな。
どれだけレースに向けて出来るだけの準備をするかも勝つための準備だと信じて。

一周試走して雨の下りのラインを頭に入れて最後にローラーで15分ほど暖めてお終い。

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レース
1周回目の1回目の登りで既にエルドラードの選手が40秒の先行で下りに。
どうせ捕まると思っていたら2回目の登り前で1分20秒・・これあかん・・
ただ下ったところで集団は予定通りの半分に。
ちなみに山岳賞は2位。安全に下るために集団トップ通過。


2周回目。
登りは様子見でたんたんと。たまきさんのオーラを背中に感じながら。
ギアの倍率を少し下げたい感じで踏んであがる。
サングラスが曇ってまいったなーとか思ってた。
2回目の山岳賞も2位通過の集団トップ通過。安全策でぼちぼち下る。
2個目の登りに入るときには既に先頭と2分30秒を見たときにはほんまかい!と、もうレース終わったやんけ、と思いながら進む。
むー。

3週回目。
とりあえず先頭で上げてみる。ぽつぽつと登りが得意な選手が分かってきたのでペースを作りたいところ。
でも下りでタイムを稼ぎたいのもあるのでじわじわと進む。
ピーク通過時で11人くらい。

例のごとく山岳賞2位通過で安全に下りに入る。
3回目の下りは平和に一番早く走れた気がする。
そしてOK牧場で最後の登りに入る。ここで決める!と思ったら全然掛からなくて。
ピーク手前500mくらいで一回踏んだけど全然。
ピーク過ぎて集団は9名に。最後の下りで一人先行するが見送り。どう考えてもすぐ詰まるだろうし。

下りきって平坦に入ったところで僕のレースは終了。
今思えば最後の上りきりで集団に居た時点で終わってたな。

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なんにしろレースには参加できたけれど弱かった。

とにかく弱かった。

1位の人は本当に強かった。

そして勝つか負けるかでレースを走れるようになった。

次頑張ろう。

ありがとうございました。


photed by Katsumi Katayama



2012年10月23日火曜日

とにもかくにもケアは大事ですよ、選手諸兄!!

本日は私のマッサージャーを務めて下さっているサイクルマッサージャー古島さんの師匠の下へ行って参りました。

私の信条は「20代は一流たるを知る」としています。
各界の一流に触れ、本物を知ることで自分の価値観を磨く年代だと考えています。

と、言うわけでサイクルマッサージャー界のドンと呼ばれる方のもとへ。

軽部修子先生
http://www.sportsaroma.com/


プロロード・MTB・競輪(S級Sクラス)・プロ野球・プロテニス・・等各スポーツ界のトップ選手から絶大な支持を集めている方。
中でも自転車には力を入れていて特に自転車選手の顧客が厚い、とのこと。

タイ合宿に行ったときにそこに居たプロはみんな先生の顧客でした。。

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施術はテンポが良く、かつ圧が適正で、マッサージが終了後には驚くほどに筋が柔らかくなり前屈が思い切り出来たのには驚いた。
それに私自身はベッドに寝ているだけだったのに、終了後に脚部を見ると表層に多数の毛細血管が浮かび上がっていて、マッサージだけでここまで血流レベルが上昇することに驚いた。

そして多くのコミュニケーションによる身体の状況のフィードバック。
僕の身体は一流だけどケアをしないと三流レベルということも分かりました。

多くのプロ選手の方々がなぜ先生の下へ集うのかが良く分かりました。
プロの仕事だ、と思った。


ちなみにハシケンも受けていますが、彼はヒルクライマーではなくロード選手の筋をしているみたいです。
僕は根っからのヒルクライマーの筋質と筋量、筋の着き方だそうです・・









2012年10月21日日曜日

1に練習、2に練習、3・4はケアで5にケアです

日曜日夜からこんばんは。

今晩は週末のトレーニングの疲労をほぐすために再度アロママッサージの施術を受けてきました。

ハードなトレーニングをするほどに身体には疲労と言う害が溜まりますので・・
運動は健康増進に良い指標をもたらしますがスポーツ(特に長時間)は身体に健康ではなく害をもたらします。
疲労物質の産生が顕著な現れですね。それらを除去するために体内で膨大なエナジーが消費されます。
その分、より多くの良質の食事を摂らないといけません。


アロマオイルを使ったマッサージによりオイルの作用で筋の血流が増大し、疲労物質の分解速度が上がります。
また専門の手技によるマッサージにより筋硬度が下がり、筋のパフォーマンスの回復に寄与します。
アロマ+マッサージの相乗効果に拠り、より高いレベルの疲労回復からパフォーマンスへの向上へのサイクルが得られます。

メンタル面での平穏さが保てるというのも非常に大きいですね。



今晩は特に硬直度が高い脚を入念にマッサージしてもらいました。

トップ選手にはアキレス腱が柔らかい人が多いから才能あるわよ、とお褒めの言葉を頂いちゃいました♪

マッサージも含めてですが今の身体の状態を様々にフィードバックしてもらえるので通っています。

ケアは大事です!!!


2012年10月20日土曜日

長柄塾からこんにちは。

毎週土曜日は朝七時に千葉大宮インター最寄のファミマに集合で練習会を開催しています。
長い距離を走った経験があり集団走行が出来る方でやる気がある方を常に募集しています!!

そんな今日は市原方面へ。
「沖縄120km」コースで山中と平坦を流れに乗って走行してきました。

メンバーはやまぐちさん・ぴんくなかむらさん・あんまさん・自分の四名。

あんまさんが強かった!
今まで色々な方と走ってきたので分かります。
あんまさんは華があるタイプ。エースで走るタイプの方。
スプリントのコツを掴むと化けるだろうな。

僕もがんばるき。

2012年10月19日金曜日

ホイールメンテナンス

今期はマビックのホイールで走っています。
雨の日も風の日も雪の日も・・

と、いうわけで半年に一度のメンテナンス。

 道具はマビックのミネラルオイル・5mmのアーレンキーとマビックの工具があればOK。

フリーの構造はいたってシンプル。
結構中身は汚れていてビックリです。



オイルアップして〆たところ。
そうそう、シマノの10速のスプロケにはスペーサーは2枚必要ですので注意です!


あと、既に2万キロ近く前回の交換から距離が経ったのでエンド金具を交換。
どうしても素材が弱いので定期的に換える様にしています。
シフトガ結構軽くなりました。


マビックホイールのオイルアップメンテナンスですが、ショップに任せたほうが安心です。
まず第一に無くし易い部品(勝手にどこかに飛んでいくラチェット君)と当たり調整がシビアなので・・

週末はばちこい、フルもがき出来そうです。




2012年10月18日木曜日

今期のレース

今期のレース予定です。

10月28日実業団輪島大会

11月3日実業団幕張クリテ

11月10日市民エンデューロ(仮)

11月25日ツールド沖縄市民210km


今期は故障のためレースインが7月だったために後半のスケジュールがタイトになりました。
集中して走り良い成果を得られるよう一日一日の密度を高めて走ります。

2012年10月16日火曜日

セマス市原練習会

雨のしとしと降り注ぐ秋の陽気な日曜日に出陣。

木曜日にマッサージしていたお陰で昨日今日と疲労感の割には走れている。

市原コースだと平坦と登りで結構良い負荷が掛けられるので好き。
特にパワークライミングのコースが多いからいいです。

だいぶ雨も途中で強くなり脚も冷えて難儀したけど予定通りの練習が出来たので良かったな。

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まつだ君

先頭で良い領域でパワーを出せていて良かったよ。
後はもう少し回して踏んだほうがいいね。
そうするとスプリントが出来る余裕が出来るよ。
もっとスピードに拘ったトレーニングをすると一段上にいけそうだよ。
一緒に頑張ろう。

写真は前日の長柄塾でゴール後に悶絶するやまぐちさん。

2012年10月13日土曜日

アロママッサージ

「1に練習、2に練習。3、4はケアで5もケアです。」
と、いうぐらい長時間持久系スポーツの自転車はケアが大事。

運動は身体に良いです。
ただやり過ぎは健康を害します。
既に害するレベルに居る以上はケアをしっかり行わないといけません。

それはホビーライダーでもシリアスライダーでも。

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そんな今夜は強い疲労感を拭い去るためにアロママッサージへ。
マッサーは自身サイクリストであり、かつスポーツマッサージャー(自転車に強い)。

90分ほどの全身トリートメントで疲労で強張った筋をほぐしてくれます。
逐次コメントをもらいながら施術してくれるし、定期的に行っているので、
前回との筋の状態の違いについて色々と解説付きで教えてくれたりもします。

自分で思っているよりも身体は疲労しているし、知らない・気づいていないところが
痛んでいたりする。

人に触ってもらう事で気づき、また回復が早まる。

私は腰の骨を疲労骨折するという選手引退の危機を経験しています。
その際に痛感したのがケアの最重要さ。

アロママッサージでリハビリが進み、引退も覚悟していましたが定期的なケアを行う事で今は以前のレベルまで私はより早いスピードで戻りつつあります。

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アロママッサージとは

リラクゼーションにプラスして精神のリフレッシュや筋疲労の回復、レース前の怪我予防やウオーミングアップのサポート、またレースアフターでアロマオイルの精油作用の手助けにより短時間で効率的に疲労回復へのアプローチを行うことが出来ます。
また定期的に行う事で精神面の安定や筋の回復・機能向上に効果があるとされています。
精神面と身体面に大きな貢献をもたらしてくれます。

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自転車の世界では欧州などではほぼ日常の一部という印象ですが、日本では・・
日本人ライダーは追い込むのが得意ですがケアは苦手です。
身体は使えば使うほどに痛みます。
ケアはしっかりと!




私の身体の使い方はいまいちで、いつも脹脛に張りがあるといわれます・・
あと大腿直筋が張りすぎとも言われます・・
マッサージしてもらうとアロマの香りでリラックスして物凄く熟睡できますよ。
次の日の身体も軽やか♪
一箇所に滞っていた疲労が全身に回り、早く解毒されていく感覚です。


宣伝
11月上旬に稲毛駅前でサロン開業するらしいです。
完全予約制だそうです。
詳しくは店長まで~





2012年10月10日水曜日

元気もりもりエナジーバー

ミュールバーhttp://www.mulebar.com/
今期よりシマノセールス取り扱いで販売中。

ツールド千葉の会場で販売されていて一本ゲット。
今までのエナジーバーと違い、味が良く、硬さもちょうど良く、食べやすくてグッドでした。
ジェルタイプはちょっと苦手な感じだけどこちらは日本人向けかな。
良くある力の出そうなバーと違いフルーツの香りや味わいが出ていて、ただ甘いだけではないので飽きがこない。

レース中だけではなく練習中も僕はこのようなエナジーバーを自転車の上で食べています。
レース中に食べれるように普段から慣れておかないと、ですし。
レースは特別だからと、レースで普段しない特別なことをする方が良く見受けられる。
でもそれって必ず失敗するんです。
普段行っていないから。
一番パワーが出るのはいつもどおりの状況から。
練習は強いけどレースは弱いという方は、練習と同じ事をレースでやればいいだけです。
とても簡単ですよ♪

今はアメリカの某社のエナジーバーですがこれに切り替えようかな。
そのうちお店にも入荷予定でーす。

2012年10月9日火曜日

指導員物語2012

今年も走りました、ツールド千葉2012。
指導員としては5回目になります。
例年この機会をチャレンジと捉え参加しています。
毎年大きな成果を得て、自転車乗りとしての成長の機会を頂戴しています。



 今年も後方の最後尾を担当していました。
写真は後方担当のため、スタートが遅いのでスタートの整列の係りを担当。
今年は25kmが5割、20kmに4.5割、18kmに0.5割の配分で並ばれていました。


指導員の集合写真。
今年は例年150人体制が100人ほどになったのでだいぶコンパクトに写真に収まっています。



セマスサポートカー。毎度のエイドやスタート・ゴールでのメカニックサービスに当たって下さっていました。
今年もパンク!が多かった、とのこと。


お昼ごはん。
地場の材料を使ったお弁当です。これも楽しみの一つ。


三日間結構な緊張の中走りました。
サポートほど難しいものはない!というのがみんなの感想です。
ツールド千葉にゴールはあっても指導員にゴールはありません。
また来年も開催され、機会を頂けたら、また挑戦したいです。







2012年10月8日月曜日

ツールド千葉の朝ご飯

四時半に起きて五時半に出発。
会場に六時に着いて朝ご飯。
この後は朝のミーティング。
そしてセマスメンバーはスタートの整列へ。

写真は皆で朝ご飯。
最終日、晴れて良かった!。

ツールド千葉三日目

最終日の朝です。
みんなで頑張ります!
セオレーシングのありぞのさんに社長です。

2012年10月5日金曜日

大学同期よ、永遠に!

大学同期のハシケン。
彼とは大学に入学したときに陸上競技同好会という会で偶然に遭遇してしまった。
学部も一緒で大学では良く昼食べに森の中へ行ったっけ。
懐かしいな。

僕の影響で彼も自転車を始めてしまって。
そしてツーリングにはまってしまって。
レースにも出るようになって・・
そして自転車雑誌の記者にまでなってしまった。。

そんな彼も長いもので4年が経ってしまい、晴れて異動となったそうです。
新天地でも気合根性長柄塾!ではないけれど闘志に燃えています。

今月が最後だそうなので、皆さん、買ってあげてくださいね。

2012年10月4日木曜日

秋、それは交わりの季節

自宅のエアコンの室外機にて。

今年は妙に虫さんたちが威勢が良いです。群れてるなあ。
我が家に10年ぶり以来にスズメバチの巣が出来ました、しかも2個。
どうも今年は猛暑の影響で蜂や虫類が大繁殖しているようです。
トレイルに出かける際は要注意です。

しかし、こんなところに卵作られても・・参ったな。

2012年10月3日水曜日

最高にして究極

9000系。
試乗車に新製品のシマノ・デュラエース(変速機など)が搭載されています。

思わず、即乗車。



3分後には店長に注文を出してしまいました。

なぜか?


:STIレバー(主に握る・変速する為の部品です。):
握り心地が物凄くよかった。7800のレバーに近い感触。
一回り小さくなり、また頭が出ているお陰で様々なポジションで握れそう。
7900だと正直角ばりすぎていてどうしようもなく不快だった。
女性には甚く不評だった。僕もなぜか手の平に豆ができるようになった。
変速も重かった。
「これは快適だ!」と強く感じました。

ロードバイク時の快適性というのはこのレバーに依存するところが大きいです。
特にブレーキの掛心地というのはこのレバー形状に大きく寄ります。
特に峠の下りなどではその真価を強く発揮します。
迷ったらコンポは新型デュラエース!っていえるぐらい。


:変速性能:
これが秀逸。電動はいらんわあ、と思わずため息なほどに変速が軽い。
スパスパ入っていくのは気持ちが良すぎます。
特にフロントが秀逸で今までのは何だったんだろうか?というほどに。
これを使うともう以前の製品には戻れないですね。
電動使わずともストレスフリーを体現している。
僕はもうメカ式でいいや。

:ブレーキ:
非常に制動力があがったな、という印象をまず受けました。
上がりすぎてブレーキが利きすぎるな、という印象です。
ロードのブレーキにしては効き過ぎる印象。
レースで使うのはかなり慣れてからでないと恐いです。

例えばレースでは80kmの下りコーナーに突っ込んでいくという状況のときに如何に早くコーナーを曲がれるまでのスピードに落とせるかが、ブレーキに求められる性能。
ぎりぎりまでブレーキを掛けずにチキンレースをやるのがライバルを引き離す常道。

なので、必要十分以上の性能だと恐く感じてしますわけです・・

ただ握力の低い女性や手のサイズが小さい方等には小さい力で大きいブレーキ力が得られるので、良い製品だと思います。


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こんなファーストインプレッションです。
素晴らしい製品が登場したなと思います。
何が素晴らしいか、というとレーシング性能云々ではなく、「快適さ」が断トツだなという点から。
「不快さ」がほとんど見受けられないのは、、バイク乗車中ずっとさわる物だから素晴らしいことです。
デザイン云々ではなく性能で一番☆。

とまあ、皆さん同じように感じられるわけで、僕が注文入れても時既に遅く〇〇人待ち・・
まじで!!
年内に来るといいなあ。