2013年5月27日月曜日

実業団 比叡山ヒルクライム レポート

実業団 比叡山ヒルクライム レースレポート


優勝という結果を今シーズンやっと出せました。
いつも私のレース活動に対して応援を頂戴している沢山のお客様、そして配慮を頂戴しているセオサイクル並びに同僚の方々、またチームメイト、家族、彼女に対して御礼申し上げます。
ありがとうございました。


[行きはよいよい帰りはつらい]

行きは新幹線。帰りは節約のため自動車で陸路。
結果的には行きは物凄く疲労軽減に。
ただ京都から大津まで自転車で15分だと勘違いしていたのが辛かった。
実は15kmだった。
帰りは8時間で自宅まで到着。渋滞が無ければ意外と近かったのでそこまでの疲労感は無し。


[レース運営に関して]
関西という地域だけありその地域に自転車レースの認識が根付いているためか運営が良い意味で緩い。
受付会場とスタート地点と荷物預けがそれぞれ5km離れていてもなんのその。
公道をみんなきっちりルールを守り移動。もちろん先導や警備員の方もなし。
関東だったらトラブルがいくつ起きるやら。

[コース]
比叡山延暦寺への参拝道となる比叡山ドライブウェイ。
距離は9kmぐらいで600mアップ。
前半の20分は登りでそこからゴールまでは平坦。スプリンターの私に有利、かな。

[レース]

今回のレースは同カテゴリーにヤビツの主の鈴木さん(ヤビツでは筧さんの次のタイムホルダー)が参加されている。
チーム右京の選手で当然勝ちに来ているだろう、2位争いになっちゃうなと予想して作戦を立てた。
作戦としては鈴木さんを徹底マークで行かせない。行ったらもう僕の脚じゃ着けないし、出来るだけ最後まで一緒に行ければ勝機はあるな、と。
ヒルクライム勝負されたら僕に勝ち目は無い。

:スタート:
ペースはゆっくり。先頭付近に陣取って様子見。
2km過ぎで鈴木さんがちょっとアタック。僕は追わずに人に追わせる。
展開は分かり過ぎていたので人に追わせて今日の他の強者を確認。
追ったのは丸一の山口君(結果的に今日は2位)。
でも本気アタックではなくてしばし我慢したらペースダウン。
??。

展開としては普通のヒルクライムで時間が経つほどに先頭は人数が減っていくんだけど、そこまで早い展開ではなく、ぼちぼちとレースが進む。
とにかく私としては最後まで鈴木さんや他のメンバーと行きたい。
ヒルクライムスプリントなら勝機がある。

平坦の残り2kmまで来るとほぼ3人に。
鈴木さんー山口君ー私。
必ず勝つことを命題に来ていたので既にゴールを意識して引かない。
タイムなんてどうでもよくて勝てれば良い。
山口君が先行で引いて私は鈴木さんの番手。
残り1km切ったところで鈴木さんが先頭で強烈に引く。私は番手。山口君は私の後ろ。
スプリンターでは無いなと判断して前だけに集中。
残り200m切ったところで鈴木さんが腰を上げて、それを見て残り150mからかける。
下ハンでアウターにかけてフルスプリント。
並ばれることもなく振り切って一番でゴール。

自分で一切レースを作ることもなく弱い勝ち方だった。
でも一番勝ちたかった。
勝つために弱いなりに私なりの作戦で挑んで勝った。
展開が私に味方してくれた。

結果:E2カテゴリー 優勝 21分58秒


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やっとE1カテゴリーに上がれた。
新世界のP1で佐藤さんが待ってていてくれる。山下が「早く同じ舞台で勝負しましょうよ」と待っている。
待ってくれている人が居てくれているし早く上の世界へ戻りたい。
上の世界でレースを走らなければ今の私には意味が無い。
また戻れるのかは分からないけど、私は必ず戻る。

やるやらないなら、やるが人生。
多くの方に多くのお言葉を頂戴いたしました。
ありがとうございます。



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いつもお世話(レースサポート並びにマッサージャー)になっている彼女の誕生日に久々の優勝をプレゼント出来て本当に僅かだけど、少しだけ恩返し出来た気がする。


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ありがとございました。









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