2013年9月16日月曜日

SDA王滝2013 ~9月~100km

セルフディスカバリーアドベンチャー王滝9月MTB100kmに参加しました。
http://www.powersports.co.jp/sda/13_otaki_bike_9/race.htm

結果:182位 7時間13分11秒 年代別14位

SDA王滝
100㎞の普段は閉鎖されている山道を登って下ってをひたすらに繰り返すとても過酷なサバイバルMTBレースです。
完走率も例年70%台を切る水準。数字が語る真実。
ただ神々しい大自然の中を、その自然の深さに抱かれながら自然と語り合う特別な時間と道のり。
獲得標高は2500m。制限時間は10時間。完走することのむずかしさ。

ひょんなことからチャレンジすることが決まり、目標は完走。
直前まで準備を重ねできうる限りの準備でスタートに並びました。


今回は278メンバーのわたなべさん、おおひらさんとスタッフ高橋、私で100㎞に参戦。
全員が王滝への挑戦は初めてでノウハウもなく、とにかくひたすらに出来うる限りの準備でレースに挑みました。
挑戦は人生を豊かにそして様々な実りをもたらしてくれる、と私は信じています。
今回参加した各々がどんな実りを得るのでしょうか。
そしてゴールしたその先に何を見るのでしょうか。見えるのでしょうか。


::レース::

コースの特徴。
登りがたくさん。大きい石がごろごろ沢山。
台風で基本的にコースは川になっている。
下りはもっと大きい石がごろごろ沢山。
平坦は無し。
永遠と続く上り坂。台風の雨風が体に打ち付ける。
目の前では土砂崩れ。大木が倒れている。
路肩が崩壊していて落ちたらどうなるんだろう。
下り坂は安全運転でも転んだ。
なんだか良くわからなくなってくるけれどここは日本なのだろうか・・

レースについては「とにかく漕いだ」という表現が一番なほどに漕いできました。
展開も何もなく自分自身との対話、戦い。闘い。
ひたすらにゴールをめざし、大自然と対話をしながらのレース。

各々が自然と対峙し対話しゴールへ突き進みました。



::アフターレース::

ゴールの瞬間、すべてを受け入れることができた自分に笑った。
嬉しかった。
無事に帰ってこれて安心した。
泣きそうになりました。
そして悔しかった。
とても悔しかった。
完走が目標だったけどこのタイムはあり得ない。
もっと早く走りたい。入賞したい。タイムを出したい。
ゴールした瞬間に私の次のスタートが見えた。
私がゴールしたその先に見えたものは次の王滝のスタートラインです。



ゴール後に次々と278メンバーがゴール。
みんなが怪我なくトラブルなく無事にゴール。
みんなで目指した王滝のゴール。
そのことがどれだけのことを意味するのかスタート前の私たちは誰よりも分っていました。
最大の成果を得ることができて本当に心から嬉しかった。
みんな最高でした!



::感想::

今回の私たちのチャレンジが成功したことに深い感謝を申し上げます。
とても文章では書ききれないほどの価値ある経験をみんなが得ることができました。
そして各々がゴールのその先にある何かを見ることができました。
7時間を超える大自然との語らいは私に深い深いMTBという素晴らしいスポーツの将来の可能性
の見出しを与えてくださいました。
参加に対して多くの皆様のご協力・応援・ご声援のもと完走という最大の成果を得ることができました。

ありがとうございました。






*次は2014年5月のSDA王滝へ    続く



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