2014年9月20日土曜日

SDA王滝 2014年秋王 レースレポート


 
 
:リザルト:
2014年秋王100km総合59位5時間59分8秒
 

 
:2014年秋王に向けて:
 春王は私のマネジメント不足で走ることが出来なかった。
スタートを見送ることが、あれほど悔しく悲しいことだと私は知らなかった。
今の私に何が出来、ベストなのかを考え再度挑むことを決意した。
身体を絞り、最高効率のトレーニングを行うこと。
結果的に私自身初めての体重56kg台、かつベストなトレーニングを終えスタートに立つことが出来た。
私のロードを走る時の体重は63kg。約5カ月で6kg絞ることが出来たのは悔しさのお陰だと思った。
やってやるぞ、と。
 
 
:王滝に向けて2014年トレーニング:
週末に長くない距離を高負荷で走る練習を行い、疲労を残さず短いサイクルで身体に負荷をかける事を心がけた。
非常にいい練習が出来ていたと思う。
やはり、悔しさからくる情熱は強いパワーがある。
 
 
:機材:
フレーム:リッチー650Bクロモリフレーム
ホイール:XT650
クランク:XTRダブル、ギア比36‐26
CS:11‐36XTR
タイヤ:シュワルベROKET RON  F&R2.0気圧
サス:SRサンツアーエピコン
 
 
バックパック中身と補給食
中身:リザイン工具、タイヤブーツ、パッチ、ボンベ3本、タイヤレバー、チェーンリンク、ポンプ、千円札(タイヤ亀裂用兼緊急用)、予備チューブ1本
補給:ハイドレーションはムサシリプレニッシュ3袋、生薬●●蕩(秘密)、アミノ酸3袋。
補給食・・ウイロウ2本(第2CPまでに補給)、パワージェル3本(第1~2区間で補給)、エナジーゼリーとBKコーヒー(第2CPで補給)。水は1.5l。レース中に約1500Kcalの補給でOK。
 
 
:謝辞:
バイクのチューンやセッティングに関してはMTBの経験豊富なセオサイクル西千葉店の高橋さんに全ての指導を頂いた。
自身王滝100kmを完走しており走れるライダーとしての目線での機材チョイスやセッティングについて深い指導をいただけたことで万全かつ安心してスタートに立つことが出来た。
また直前でのバイクトラブルについてもセオサイクル西千葉店店長の秋吉さんに帯同していただいていた事でメンバー全員が安心してスタートの時間を迎える事が出来ました。
何よりも実際に走れる、実地で走っている方に見てもらえている安心感は何よりも代えがたいサポートです。
今回の王滝参加についても快く帯同&サポートをして頂いたことに私たち参加する側は深い感謝です。
王滝完走しているMTBライダーがいる自転車屋さんなんて日本中探しても・・
ありがとうございました。
 
 
 
:レース展開:
作戦は第1CPまでのヒルクライム区間(33km地点)は抑えた走りで極力行く。
第1~第2CP(68km地点)までの登り区間は極力攻めた走りをする。
実質ファイナル区間の第2~第3(78㎞地点)は尾根沿いであり出来るだけの巡航ペース維持を狙う。タイムロスしないようにギリギリを攻めていく走りを。
ラストの第3CP(ゴールまで)からは山は一つで後はゴールまで下りなので、もうラストスパート区間。下りは無理せず最大限に攻める。
 
この作戦で挑んだ。
結果的には大正解。
最後まで一番大事な集中力を切らすことなく走り終える事が出来、この日の私のベストパフォーマンスを出す事が出来た。
途中確かに辛い区間はあったけれど、ただ楽しい100kmだった。
2度目だから、という余裕もあるかも知れないけれど、MTBって楽しいし僕に合ってるなって思った。
自分との戦い、闘い。自分との語り合い。そして自然との対話。自然から受ける圧倒的パワー。
100kmというグランドツアーは最高に楽しいひと時でした。
 
:課題:
タイヤの空気圧を見直したい。
今の私の体重であれば1.6気圧でもいけるはず。次の王滝ではチューブレスはマスト。
第3CPで空気圧をかなり落としたところ下りの安定性とタイヤの吸い付き感に驚きを隠せない程に違いを強く感じた。
恐らく今の私の体重であればチューブレスで1.5気圧までは行けるはず。
そしてフレームをタイムを狙うフレームに変えたい。
ヘッド剛性の高いフレームに強い魅力を感じる。
ギア比を重くするorフロントシングル化。
軽いギアはタイム落とすから駄目だと思った。回せば楽だけどタイムは出ない。
 
AVスピードを3km上げれば5時間半を切る世界に突入できる。
下りをスピードアップできればもう見えてくる。
確かに王滝の下りはイージーで後はバイクセッティングだけで行けると感じた。
登りで1kmアップと下りで2kmアップなら全然OK。
 
 
 :秋王のゴール後に私が見たもの:

ゴールした瞬間に目標の5時間台で走れた喜びを強く感じた。ただ同時にそれを超える5時間半を切りたいという新しい目標が見えた。
行けると感じたし思った。
自分の限界という壁を乗り越えたい。そう強く感じた。
次のステージを狙いたいと思った。
勝負の世界に入りたいと思った。
正直、初めて王滝という舞台で欲が出た。
 
 
 
行くぞ、王滝。
 
ありがとうございました。
 

 
 
 
 
 
 
 

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